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Barとは(1)

 私が23年前 皇居前パレスホテルに就職
 パレスホテルメインバーのロイヤルBarで研修を受けてた頃
 ホテルのBarとはホテルの顔やと教えられました
 お酒やカクテルの事よりも掃除やサービスの方法が先でした 当たり前のことですが
 そしてコンシェルジェと言うこと
 お客様が求めておられることをホテル内はもとより 近隣の情報なども併せて
 どれだけスムーズにお答えできるかと言うこと
 休憩時間にはホテル内をこっそり探検したり
 近隣のレストランには夜 食事に行く余裕がなかったのでランチに行ったりしました
 その頃からずっとバーテンダーはコンシェルジェを持ち合わさなければならないと思っています

Barとは(2)

 例えばお客様から「フランス料理美味しいとこ知らん?」とか
 「お客様と商談の出来る個室のある料理屋ある?」
 「クラブ・ラウンジを紹介して」などなど
 そんな時にある程度は知っていないと恥ずかしいと私は思うのです
 勿論 大阪を代表する社交場である北新地 東西約500m南北約300mの範囲に
 クラブ・ラウンジ・酒屋・飲食店・お菓子屋・タバコ屋・パーマ屋・・・
 全てで約3000店舗が集中しているので全部解るわけがない
 言葉に語弊ははありますが 新地村は一匹狼の集まり
 NBAや北新地社交料飲協会に加入させて頂いて頑張って活動していても
 お付き合いがあるのは1割ぐらいのものです

Barとは(3)

 その中でお客様からいただいた情報・予算・人数をくみ取りセレクトさせて頂きます
 残念ながらご希望に叶わない場合もあります
 例えば女性の働く店 クラブ・ラウンジを紹介するときです
 北新地で私の紹介させて頂く店は純粋に会話したり 歌を歌ったり 美味しいお酒を
 楽しんだり出来る店です 性の欲望を満たす店はありません
 横に座って触れられることを嫌がっている女性が多いことを 是非覚えておいて下さい
 北新地で遊ぶなら粋に振る舞って下さい それと上手く利用して下さい

Barとは(4)

 最近 お客様を接待する方法が解らない方がいらっしゃいます 相談も受けます
 昔は上司に同行することで いつの間にか身についていたようですが
 今の40代半ばから50代前半の方は下手な人が多いかもしれません
 というのも1990年12月バブルが崩壊 当時上司は接待が仕事
 社員は企画・生産など社内でする仕事に追われ残業で稼いでいたようなもの
 崩壊後は接待費枠などが真っ先に締められたのと パソコンの普及により
 アフターファイブの楽しみ方が変わってきたことで 接待などの機会どころか
 同僚などと飲食で楽しむことが激減したのではないかと思うのです

Barとは(5)

 先日ある企業の課長さんが お一人でお越しになりました
 かなり疲れた表情で 薄めの水割りをクッとひとくちお飲みになり
 ため息と同時に「しんどかった 今日の接待・・・」と呟くように
 話を聞くと今日は接待をされる側 1件目は割烹料理
 私も名前を知ってる店でした ただ相手が世間話もなく
 いきなり本題に 料理も進まなかったと言うこと
 空きっ腹にお酒が応える ビールの後日本酒をガンガンと
 3時間経って店を出る 解放されたと思った瞬間
 「上司からクラブにお誘いするように」とのことで
 行った先はキャバクラ 女の子は席を着いたかと思うとすぐ交代
 「指名してくれますか?」「いいえ結構」の繰り返し
 「1時間延長しますね」との接待側 楽しそうにはしゃいでいる
 勘定がチラリと見え 何と8万円 馬鹿げてすぐに分かれたそうです

Barとは(6)

 昔は接待するときの待ち合わせでよくBARをご利用いただくことがありました
 街角で待ち合わせされるときは天候が心配 もし雨でも降れば相手に迷惑
 当然先に行って待っているのも不愉快です
 それと人目に指す 世間は狭い まして北新地は
 料理屋などで直接待ち合わせは個室を用意しているときはともかく
 そうでない場合 店の方々や他のお客様にたいして 待っている時間は気になります
 お奨めはBARです たとえば万が一遅れる場合でも 連絡さえ頂ければ
 私達バーテンダーがお相手をさせていただきます 天候も関係ありません
 食前酒を味わうことによってリラックスでき食欲増進にも繋がります
 料理屋に揃って行くことによって 新鮮な状態でスタートも出来ます

Barとは(7)

 料亭・割烹は日常とは思えないおもてなしと料理の数々
 だから新鮮で興味深く 連れて行かれた方は「こんなところで接待してくれるのか」と
 感激する 接待側は まずお客様に座っていただく場所などを
 きっちり把握しておくことが必要です 間違っても入り口側に座らせないように
 また床の間がある個室の場合は 床の間の前にけして自ら座らないようにして下さい
 はじめが肝心ですからお気を付けて
 料理内容は予め予算を伝えたうえで打ち合わせしておく方が良いでしょう
 出来ればその日の料理内容を 料理長かなかいさんに はじめに言ってもらったら親切です
 会社の総務や秘書の方に場所を予約してもらったとしても
 常連でない限りは直接打ち合わせや確認することをお奨めします

Barとは(8)

 私は会議などの関係で昼間から北新地にいることが多い
 そんな時にはお世話になってる料理屋や先輩の店を訪ねてランチを食べます
 何処も1000円前後 時には美味しすぎてビールを注文することも
 しっかり店内を見させていただいたり 個室やトイレもチェックさせていただきます
 確かに夜のお品書きとは素材も違うところがあります
 その上1時間の勝負なのでバタバタしてることもあります
 しかし非常に参考になります 北新地は夜の街ですが
 お時間があればいろいろ探索し新たな発見をするのも面白いです

Barとは(9)

 夜の社交場では座っただけで払うお金が発生します
 食事処ではお通し代 料亭・割烹・小料理屋・居酒屋
 またビストロ・中華屋などでは 座ったらすぐにお出しする一品を付けて
 お通し代がかかります 500~1000円が目安です
 一品を拒否してもかかりますのでご了承下さい
 Barではチャージ料 Barといっても私たちのようなBarや
 ママさんがカウンター越しに商売をされてるBarというか飲み屋
 若いアルバイトの女の子がカウンター越しに商売しているレディースBar
 Barと名乗っているところは北新地で400件余りあります
 チャージ料は幅広く 500~8000円ぐらい
 ちなみに弊店は1000円いただいておりますが正統派のBarでは安い方です

Barとは(10)

 クラブやラウンジは席に座ると同時にセット料金が掛かります
 カウンターとボックスがあるお店では
 座る場所でセット料金が変わる場合があります
 初めて行かれる場合はカウンターの方が良いでしょう
 セット料金も様々でミネラルやアイスの追加分が加算される場合もあります
 メニューなどは用意がしてあっても まず出してくれません
 店口座かホステスさんの口座かによってセット料金も違ってくるからです
 気になるセット料金ですがラウンジで1万~2万5000円
 クラブで3万~5万円です 私の知ってる限り最高は7万円です

Barとは(11)

 クラブやラウンジの中で一部は店口座と女の子の個人口座があります
 勿論 付け(その場で支払わないであとでまとめて支払うこと)にするまでには信用を得ないといけません
 会社で実績があるとか 上司や友人との関係があって店側が承諾してる時は別ですが
 普通ははじめの何回かは現金かキャッシュが必要
 店口座はお店がお客様の付けを管理する方法で 女の子の個人口座は請求書などは
 店から発送するものの 未払いのお客様の金額をかぶるデメリットを常に抱えてます
 逆にメリットは口座料を上乗せした金額をセット料金などに含んで請求しているため
 お客様の支払いが完璧であれば 女の子は何一つ困ることはありません
 いずれにしても支払いの悪いお客様の情報はすぐにまわります 狭い北新地ですから
 店によって方法も様々なので これは一部です
 新規開拓する時は店口座にしてもらうことをお奨めします

Barとは(12)

 クラブやラウンジで初めて利用する店の場合 まずママや支配人を呼んでください
 値段などをしっかり確認しておくと後が楽です
 最初からボトルキープをする必要はありません お試しで 気に入ったら別ですが
 ビールかウイスキーをショットで飲ましていただいたら良いでしょう
 2回目にボトルキープをすれば その場合 年齢や役職に応じた銘柄を選んでください
 また飲みたい銘柄があれば取り置きしてもらうことも出来ます
 3回目ぐらいまでは現金かカードでのお支払いがベストです
 間を空けず 行くことで信用が付きますよ
 当然なことですが 紳士淑女の社交場 何処に目があるか分かりませんので
 ホステスさんをベタベタ触るような行為はひかえておかれる方が良いです

Barとは(13)

 ホステスさんは気がある無いにかかわらず仕事として
 同伴の誘いを求めてくることがあります
 こういう時世ですからホステスさんのノルマも厳しくなってます
 昔は最低3回以上通ってからホステスさんの機嫌が良ければ連絡先を聞き出せたものです
 それも自宅の連絡先 今では逢ってその日に知れます 数分の間に
 だからといって昼間や休日 暇つぶしにメールや電話をするのは
 もってのほか プライベートと仕事は割り切ってます もし気に入ったホステスさんから
 同伴を求められた時は 飲んでるうちに約束をするのが一番良いでしょう
 パーティーなどでホステスさんを必要とする場合は
 まず最初にママや支配人に話をしてください
 そして必ずホステスさん1人に対して3人以上のお客様とお店に戻られることをお奨めします

☆ Barとは(14)

 よくどんなお酒をキープしたらいいかとお客様に尋ねられます
 私もキープさせていただいてるお店がありますが
 まずはママや支配人などにお勧めを訪ねて下さい
 お店と酒販メーカーの絡みで主力の商品は違います
 また利用する側も接待する予定のあるお客様などのこともしっかり考えた方が良いでしょう
 アドバイスとしては やはりウイスキーがお薦め 焼酎は店の雰囲気を下げます
 好きな女性も多いけど
 またウイスキーに比べ度数が低いのですぐにボトルが空きます 結局は高くつきます
 それと少し背伸びするぐらいの商品が良いでしょう
 良い銘柄をキープするとお店も大事にしてくれます 急な接待にも安心です
 お気に入りの銘柄をお店に取り寄せてもらいキープするには2本目以降にしましょう

☆ Barとは(15)

 北新地で女性にモテる男性の条件は何でしょう
 ママやホステスさんに聞くと 圧倒的に経済力 そして気前の良い方
 不況の中 店を存続していくだけで大変な時代ですから当然なことでしょう
 同伴や予約の約束 また支払いの約束は必ず守った方が好まれます
 上品で清潔感があり気配りの出来る人 つまり粋な飲み方の出来る人こそ
 夜の社交場でも人気者になれるそうです
 あるママさんは「家族や周りの人を大切にする方はお酒の席でも雰囲気作りが上手な方です
 いつも部下の方からもしたわれてますよ」と語って下さいました

☆ Barとは(16)

 北新地で女性にモテる男性の条件は何でしょう
 ママやホステスさんに聞くと 圧倒的に経済力 そして気前の良い方
 不況の中 店を存続していくだけで大変な時代ですから当然なことでしょう
 同伴や予約の約束 また支払いの約束は必ず守った方が好まれます
 上品で清潔感があり気配りの出来る人 つまり粋な飲み方の出来る人こそ
 夜の社交場でも人気者になれるそうです
 あるママさんは「家族や周りの人を大切にする方はお酒の席でも雰囲気作りが上手な方です
 いつも部下の方からもしたわれてますよ」と語って下さいました

☆ Barとは(17)

 クラブやラウンジではカラオケが無いと思っておいた方が良いでしょう
 店舗内にカラオケの出来る部屋を用意してあるところもありますが
 ただ いきなり一見さんに使わせてくれるところは無いでしょう
 店としても個室の利用になりますからお客様は厳選されます
 実際お客様がホステスにわいせつな行為をして問題になったところもあります
 紳士としてホステスには手を触れにfairに愉しんでください

☆ Barとは(18)

 「北新地も風替わりしてきたなぁ」とよく聞きます
 レディースバーやキャバクラの呼び込み 立ちんぼうも多い
 路面に椅子を出して飲ませてるところもある
 北新地では黒服などは知らない人に声を掛けてはいけない
 昔からの暗黙のルール それを知らないで北新地に出店してきた方々は
 セールスしてくる ぼったくりにあったと聞くことも多い
 北新地で遊ぶなら 呼び込みやキャッチセールスは避けて下さい
 いつでもご紹介させて頂きますから

☆ Barとは(19)

 北新地は国内唯一の社交場であって おもてなしの心でお客様をお待ちしてる
 「風俗ない?」と聞かれることがありますが 北新地にはありません
 風俗を求める方や 北新地で働く女性とのエッチを求める方は
 北新地には相応しくない 他の地域でお探し下さい
 北新地では粋に愉しんでください
 (終わり)

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