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ここだけの話

■大泥棒
■ブランデーの飲み方
■マール
■最高のブランデー ポール・ジロー
■モダン・クラシックの鮮烈 CAMUS
■COGNAC Paul GIRAUD ~Evolution tour 2009~
■レベッカさん(Rebecca Asseline)来阪
■カミュ社 フレデリック・ドゥゾジェ氏来日
■12代目 ポールジロー氏
■ブランデー REMY MARTIN レミーマルタン社
■フランス ノルマンディー地方 ブランデー


大泥棒

先日、フランスのとあるブランデーメーカーのスッタフと話をする機会があった。
1時間にレギュラーボトル(700ml)が1本盗まれる。
いかなる監視をしても、姿を現さずに持ち去っていく。
年間の被害は、2000樽が30数棟に分けて眠っているが、60樽すなわち1棟分に
相当するという。冬場は2%、夏場は4%、年間をでは3%盗難に遭う。
その犯人は・・・
天使の分け前といわれる大自然の大泥棒。
天使と悪魔は紙一重かも。


ブランデーの飲み方

本場コニャック地方では白葡萄のジュース割りなどで楽しまれていることがある
果物などとの相性が良いのでジュースや ソーダ・ジンジャーエールで割るのも一つの方法
バブル時代 クラブなどで売上を上げるためメロンを半分に割り種を取り除いたところにブランデーを流し込み
ストローで飲むといったことがありましたが これはおすすめしません


マール

フランスのワインを醸造する際に生じるブドウの搾りかすを蒸留して作られる酒 
イタリアではグラッパ フランスのなかでもブルゴーニュ・シャンパーニュ・アルザスが
三大マールの原産地と言われている 天然の香りと味が楽しめる酒ですが 
食後にグッと一気で飲むのが一般的な飲み方と紹介する人もいて ワイルドな酒かも


最高のブランデー ポール・ジロー

9月6日 小雨が降りしきる京都木屋町でポール・ジロー氏の来日記念セミナーが開催された
まずジロー家は400年前からグランド・シャンパーニュ地区の中心ブートビル村で代々農業を営んできた
1800年代の後半からコニャックの生産を始め 現在では世界中に多くのファンを持つ作り手
大手メーカーが機械化されているのに対し ジロー氏は殆どの行程を手作業で行う
所有面積35ヘクタール 年間25000~30000本が売られている
フィロキセラなどの害虫から犯されないように強い葡萄を作る
1歳樹は根をアメリカのユニブラン 上はフランスのユニブランを接木する
ジロー氏は毎日畑を一つ一つ回り自分の目で生育具合を確認
その丁寧な作業によって傷も変色もない粒がそろった美しいユニブラン(葡萄の品種)を
全て2週間かけて手で収穫する 
土壌は石灰質 水はけがよく乾いた土壌が 酸味が高くアロマをぎゅっと凝縮させた
非常に良質なコニャックを生み 長期熟成をすることによって開花する
コニャックは自然の賜物とジロー氏は考え 常にコニャックと向き合うこと
自然に従って決して無理はさせないこと これが一番であると語る
蒸留の際には24時間ベットを持ち込んで泊まり込みで行う
30分ごとに状態を確認する作業が続く
セラーは底が粘土質でさらに湧き水があり高い湿度を保てる環境にある
それによって甘い熟成したコニャックが出来上がる
小柄な体型だが発する一言一言に情熱を感じた


モダン・クラシックの鮮烈 CAMUS

日本では低迷が続くブランデーの市場だが世界では最近5%の伸びを示している
以前はグラスの手のひらで受け温めて香りと共に愉しむ食後酒の代表だったブランデーが
最近はソーダ割りやカクテルの需要が増して食前酒にも使われるようになったからだ
CAMUS
5代目当主シリル・カミュがこの度来日
カミュは現在大手コニャックメーカーとしては世界で唯一 家族経営をつらぬいているコニャックの名門
日本では3位の実績を誇る
1836年ジャン・バティスト・カミュによって創業 コニャックとしては遅い
優れて現代的なセンスをもつインターナショナルブランドを築くために
3代目の祖父 4代目の父は代表の座を30才代で後継に引き継ぐ
5代目も32才で代表に就任 またマーケティング活動に力を入れており
イギリス・アメリカ・中国香港に支店を配置している
コニャック地方でも最も希少とされるボルドリーの大地の恵みからうまれたカミュ
フローラルであり軽やかに仕上げられている
ウッディ・タンニンを控えることによって20~50才代の若い年齢層にターゲットを絞っている
シリル氏は高い品質を保ちながら革新を行う中で
「フルーティーかつアプローチしやすいライトさが時代」と語る
瓶などにも工夫がこなされていて コルクからスクリューキャップへ
さらにキャップはメジャーカップとして利用出来る
~分かち合うことの喜び~
どんな時 どんな場所でもコニャックを ただし朝食時はあまりお薦めは出来ませんが
概念にとらわれずジンジャーエール割りやトニックウオーター割りも
愉しんで欲しいとシリル氏は提案する


COGNAC Paul GIRAUD ~Evolution tour 2009~

2006年初来日から2度目の来日 ポール・ジャン・ジロー氏
所有面積・2つの農園 35ヘクタール 葡萄品種・ユニブラン 収穫に要する日数・2週間
醸造形式・自然発酵(大手はイーストを用いる) 醸造用タンク・18基
蒸留器・2基(1400lと1800l 少量づつ24時間かけて蒸留 ベットを持ち込んで
泊まり込みで監視)
9リットルのワインから1リットル70~72°のブランデー原酒が出来る
樽の容量・350~600l 1年間に詰める樽数30~50樽

ジロー氏がコニャックに対して抱き続ける考え「コニャックは自然の贈り物」
自ら全ての行程を手掛け 膨大な時間と労力をかけながら丁寧に生産している
「私がしていることは特別な事じゃない 代々続いてきたことをやっているだけさ」と語る

セラーは5つ 築300年以上 熟成中に蒸発するアルコールで壁や天井は黒ずみ
セラー内には湧き水が出ているところもあり 自然な湿度を保っている
新月の3日前にキノコが生えると数日後には葡萄畑に悪影響をおよぼすキノコが出来る
長年にわたる経験を生かし 小さな変化も見逃さずに事前に対処する
「良いコニャックを作るのは人じゃない テロワールと時間だ」と語るが
私にはジロー氏の高きプライドと情熱にあると思う

2000・1998・1995・1986・1979・1973・1962・1959の原酒をテースティングさせていただいた
1995は小さめの樽で熟成 1986は大きめの樽で熟成
蒸留したての原酒を味わい樽の大きさなどは決めるそうです
1959は最古のビンテージ あるジャーナリストは口に含んだ印象を
「孔雀が羽を開くようにアロマが広がる」と表現したそうだ それ以上にゆたかでした
若いビンテージは華やかだがアルコールもたっている
79・73あたりは滑らかで甘くてまるい 62・59はコクの中にスパイシーな感じがある

2007・2008年は雨が多すぎたそうだが 2009年は雨量 温度共に
理想的な気候が整ったとわくわくしている様子が窺えました


レベッカさん(Rebecca Asseline)来阪


 2015年11月5日 ブランデー クルボアジェ グローバルブランドアンバサダーの
 レベッカさんによるエクストラバガンス発売記念セミナーが帝国ホテルで開催された
 レベッカさんは若い頃は歌手として活躍 2009年クルボアジェ ヨーロッパアンバサダーに
 就任 イギリスにおける販売量No.1実現に貢献 2014年から現在に至る
 セミナー中も声と身のこなしは こよなくクルボアジェを愛されていることが感じられた

 世界のブランデー市場はブラウンスピリッツと共に大きく伸びている
 10年間で120% 日本では「ブランデーは甘い 糖分が多い 糖尿病になる」などと
 根拠もない風評被害で衰退している 蒸留酒としての残糖分はウイスキーと同じ
 レベッカさんに聞くと アメリカなどは中年層が特別な日に贅沢な一杯を楽しむ機会が
 増えていて カクテルのベースとしてアレンジしたものが多く飲まれていると言う
 ストレートで暖めながら飲む時代から大きく変わってきている

 現在800の農家と契約しているクルボアジェの歴史は パリのワイン商
 エマニュエル・クルボアジェ氏とルイ・ガロワ氏が1809年に創業
 1843年 コニャック地方のシャラント川の川辺でコニャックを作りめる
 1869年 ナポレオン3世により皇室御用達のコニャックになる
 パリの繁栄とともに歩み ムーランルージ(キャバレー)のオープニングや
 1889年エッフェル塔完成記念公式ディナーで振舞われ
 セレブレーションをひときわ優雅に華やかに彩る銘酒となった
 2種類の樽を使って熟成させできるクルボアジェは味も繊細で華やか
 エクストラバガンスは最長15年熟成の原酒も使っている
 熟成を深め生まれる心地よい余韻が プレミアムなひと時には相応しい
 是非 ドライフルーツなどとも合わせてみてください


カミュ社 フレデリック・ドゥゾジェ氏来日


 2016年5月18日 ブランデー カミュ社 グローバルブランドアンバサダー
 フレデリック・ドゥゾジェ氏のセミナーがANAクラウンプラザホテル大阪で開催された

 ブランデー カミュ社 2015年日本国内の販売数は7万2000本
 ブランデーが低迷していた時代から徐々に回復の兆しをみせている
 最近 ブランデーの飲み方が変わってきていて 昔のように大きなグラスに
 ストレートで手のひらで包み飲むようなことはなくなった
 ロックやソーダ割 カクテルのベースとして使われている
 生姜などでフレーバーアイスを作りロックスタイルで提供される事もある

 カミュ社は1863年創立 唯一 五世代にわたっての家族経営
 現在はシリル・カミュ氏が経営を託されている
 安定した品質保持のため コニャック生産者はBNIC国立コニャック業者協会により
 厳しく規制管理されている
 1936年AOC原産地統制名称で規定され グランド・シャンパーニュ
 プティット・シャンパーニュ ボルドリー ファン・ボア ボン・ボア
 ボア・ア・テロワールといった 地理的特性に基づく6つのクリュに区分されている
 カミュ社は最も小さなボルドリー地区(コニャック全体の5%)にあり 火打石を多く
 含む粘土石灰質の土壌が特徴
 使用が認められているブドウ品種はユニ・ブラン コロンバール フォル・ブランシュ
 シャランテ式ポットスティルで2回蒸溜 蒸溜の時期は収穫から翌年の3月31日まで
 オーク樽で熟成 貯蔵庫内の樽は2ヶ月ごとのローテーションさせ置き場所が変わる

 CAMUS Ile de R’e
 コニャック地方最西端 大西洋の島 イル・ド・レ島で作られるブランデー
 レ島は気温の変動幅が狭く 砂質の土壌と高い湿度
 塩とヨード分を多く含んだブドウを活かした個性豊かな味わいは
 コニャック愛飲家はもちろん シングルモルト愛飲家まで惹きつける特別なコニャックです


12代目 ポールジロー氏


 2017年9月7日 ホテルモントレ
 ポールジロー氏は4度目の来日 私は3回目の再会
 ブドウを愛し 太陽に愛された生産者との異名をもつブランデーの生産者
 ジロー家は400年近く続き彼が12代目 時期ジロー家を担う13代目と一緒に来日

 フランス ブランデー産地 コニャック地方ブートビル村 そこは石灰質で石や魚介類の
 化石がごろごろしている痩せた土壌 ポールジロー氏にとってブドウ つまり子供達は
 点在する42haの畑で 彼の愛情を一身に受け 傷もなくふくよかに熟して収穫の日を待つ
 ブドウ品種は100%ユニブラン 10月上旬に2週間30名で手積みをする
 機械はブドウやブドウの木に傷を付けてしまうので一切使わない
 収穫されたブドウはタンクに移される ブドウを手のひらで押しつぶすイメージ
 2kgの圧力をかけゆっくりと圧搾してジュースを取り出す それ以上の圧力をかけると
 皮が破れ そこから酸化が始まり状態が悪化するという
 コンクリート製の醸造用タンク18基 ステンレス製の醸造用タンク6基に移され
 自然発酵を行う タンクの大きさは150~200hL コンクリートは温度の変化が緩やかで
 それが最適 発酵したワインは1月と2月に蒸溜される ガス釜の初溜窯 1400Lは
 1950年製 3回分の蒸溜した液を合わせて再溜釜 1800L 1964年製で蒸溜すると
 オードヴィーが出来る この行程は2日間かかる この間は蒸溜器の側から
 離れたれない 体力のいる作業になる オードヴィー ブランデーを樽に寝かす前の
 原液はリムーザンとトロンセの素材 350~500Lの大きめの樽
 新樽が1/3 (800ユーロ 約12万円) 2/3が古樽で長期に亘って
 ゆっくり熟成する 築年数300年以上のセラーには 天然の湧き水が流れていて
 野生の茸が育つ湿度の多い環境 それによってアルコールが残ったまま熟成する
 最後にトノーと呼ばれる7000Lの木樽でブレンドされて瓶詰めの行程を経る
 全ての環境によって ポールジロー独特の柔らかで繊細なアロマが生まれる

 1998年 ポールジロー氏は1度だけビオディナミ農法でコニャックを作った

 ビオディナミ農法とは 1924年 ルドルフ・シュタイナー氏が提唱した究極の農法
 化学肥料や除草剤を一切使用しない有機農法であるだけでなく 農作物の生育には
 天体が深く関連しているとし そのエネルギーがテノワールに宿るという考え方の下
 星の運行や月の満ち欠けによって定められた農作業を行う
 その際に肥料としてビオディナミ独自の調合剤(プレパラシオン)を用いる
 バイオダイナミクス農法だそうです

 ジロー氏は長年興味を引かれていた農法で 数年間の試行錯誤を繰り返した
 1998年 6haの畑でビオディナミ農法を実施
 ジロー氏が苦労を重ねた 夢の集大成ともいえるブランデーを作るのに成功
 商品名 リュティム フランス語で究極・最後の という意味
 1998年に仕込まれた最後の3樽を特別にボトリング
 今回特別に仕入れることが出来ました
 フルーティーで繊細な極上の味わいを是非お試しくださいませ


ブランデー REMY MARTIN レミーマルタン社


 平成29年9月8日 コンラッド大阪38F
 ブランデー REMY MARTIN レミーマルタン社
 ローラニー・ノノットさん(インターナショナル・ブランド・アンバサダー)が初来日
 数か国の言葉を習得 鋭い分析感覚でコミュニケーション コンサルタントとして
 キャリアをスタート
 2010年 パリでチョコレートや上質なワインやお酒のテイスティングを提案する
 Esprit Chocolat を創業
 2016年11月 レミーマルタンのインターナショナル・ブランド・アンバサダーチームに参加
 革新的なプログラムを企画する際の重要な存在となり ブランドチームの一員として
 メゾン・レミーマルタンの国際的な活動に携わっている そして今回の来日
 
 1724年 フランス南西のコニャック地方に創業のレミーマルタンは 大手コニャックメゾン
 では唯一一人のワイングローワー(ブドウ栽培兼ワイン醸造業者)として設立
 レミーマルタンが所有している畑は250ha 全体の4%
 あとは50年前 コニャック地方初のワイングローワーの同盟 アライアンス・フィーヌ・
 シャンパーニュを設立 グランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュの地域の
 900のワイングローワーが正式なパートナーシップに基づき レミーマルタンに
 最高のオードヴィー(原酒)を提供している 9Lのワインから1Lのオードヴィーが生まれる
 レミーマルタンは12基の蒸溜機でつくる アルコール度数は70~72度
 パートナーからのオードヴィーは審査され 合格点を出した物はスタンダード
 より良い物はプレミアムとして値段を上げて取引される
 全てのオードヴィーは新樽でゆっくりと熟成を経て時を待つ
 V.S.O.P.で4~14年熟成した200アイテム以上をブレンドして製品になる
 X.O.は400以上の異なるオードヴィーをブレンドしたセラーマスターの
 クラフツマンシップの象徴
 2010年 スピリッツ・ビジネス・コニャック・マスターズで金メダル
 2014年 サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティッションで金メダルを
 受賞している
 
 ケーキやナッツ類との相性が良い 意外なところではパルメジャーノチーズなども合う
 トニック・ウォーターやジンジャーエールで割ると軽快に飲めるカクテルになる
 ノノットさんは V.S.O.P.を使う場合はレモンを X.O.を使う場合はオレンジが合うと
 教えてくださいました


フランス ノルマンディー地方 ブランデー


2019年11月27日 新阪急ホテル リード
2013年 欧州で最も優れたスピリッツの生産者として最上位の
トロフィーを受賞しカルヴァドスとしては史上初の快挙を手にした
クリスチャン・ドルーアン社から 2代目CEO・現会長の
クリスチャン・ドルーアン氏 Christian Drouin が来日
1946年6月 ノルマンディー地方ルーアンに生まれる
カナダに留学 同国でエコノミストとして活躍後
1960年りんご農園を購入した父と1969年から製造に加わる

コニャック・アルマニャックは葡萄を原料とするブランデー
カルヴァドスはりんごを原料とするブランデーで
フランス3大蒸留所の一つ
伝統的農法で栽培した自社果樹園の30種類のりんごと一部の洋梨を使用
りんごは姫りんごのように小さく酸味が強い特殊なりんごで
4タイプに分けられる 「甘味種」「甘苦味種」「苦味種」「酸味種」
目安として18~25kgのりんごから15Lのシードル(醸造して作る
発泡性の果実酒)が造られる りんごから得る果汁は 60%まで
強く圧搾しない 蒸留して 樽で2年以上熟成させると
カルヴァドスになる 小さな樽 平均(300L)で熟成 揮発性を高め濃縮した
原酒を生み出す エンジェルシェアは年間4%にも達する (大きな樽は0.6%程度)
複雑さを増すように ポート樽・シェリー樽・コニャック樽
2016年からはソーテルヌ樽なども使用している
添加物は一切使わない 樽の自然な色合いが生きるため
カラメル色素も使わない
栽培からブレンディングまで全行程を自社で行う

ワイン醸造学と農学を修得した3代目ギヨーム・ドルーアンCEOは
2015年自社果樹園の30種のりんごからスピリットを造りベースとし
ジュニパーベリー・ジンジャー・バニラ・レモン・カルダモン・シナモン
アーモンド そしてフランスらしいエレガントさを出すために
ローズのアロマをブレンドした ル・ジンを完成させた
クリスチャン・ドルーアン社のカルヴァドス・ジン 共に目が離せない

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