bar織田 大阪北新地 Bar織田へようこそ
トップここだけの話 > スピリッツ

ここだけの話

■ギリシャは白濁色が大衆の酒
■世界No.1テキーラ ブランド[クエルボ]


ギリシャは白濁色が大衆の酒

 今オリンピック発祥の地ギリシャは連日大闘争の舞台となっている
 ワイン造りが盛んな土地なので 多くの観戦客もきっと美味しいワインを味わって
 いる事だろう 私が行ったならばオリーブ油の生産国としても有名なのでキリッと
 冷えた白を飲みたい 
 ギリシャ国内では地位により人々の飲み方が違っていて 労働者はウゾ
 (アニスを原料としたリビター系キュール 水で割ると白く濁る) 初めての方は
 抵抗があるかも ただ一度慣れると病みつきになる方も多い酒です
 お金持ちはサヴァティアノ種を原料にしたブランデーや マール・グラッパのように
 ワインの搾りかすを蒸留して造るチプロを愛飲 最大ブランデーメーカーの
 メタクサ社は年産3000万本のほとんどを輸出している
 ウゾが何故白く濁るのかはご来店頂いた時にリカール(フランス産)で実演して
 解説しましょう

世界No.1テキーラ ブランド[クエルボ]


 2015年4月9日 クエルボ社のマスターディスティラーズ
 ドン・フランシスコ氏が来阪されました
 フランシスコ氏は1975年 メキシコのワイナリーで働き始める
 1981年 クエルボ社入社 1984年 ホセ・クエルボ・テキーラ・ディレクター就任
 1996年 マエストロ・テキレロ(テキーラマスター)とテキーラ業界の
 商工会議所によって最初に認定される 現在10人
 2000年 メキシカン・テイスターズ・アカデミーを設立
 テキーラの審査や研究を続けている まさにテキーラのドン

 クエルボとは烏 祖先が射殺される寸前 烏によって助けられたのが由来
 テキーラの原点は 西暦200年頃プルケと呼ばれる醸造酒が
 飲まれていたことから始まる 16世紀スペインから蒸溜技術が伝わり
 プルケを蒸溜し メスカルが作られ始めた
 1758年 スペイン王カルロス4世が ホセ・アントニオ・ドゥ・クエルボに
 原料となるブルーアガベを栽培する土地約4万坪の土地所有権を与える
 1795年 テキーラ村以外で販売の王室許可を受ける
 1880年 初めて瓶詰めして販売 アメリカへの輸出が容易となる
 現在 ホセ・クエルボは 直系の子孫であるベックマンファミリーによって
 家族経営が続いている 畑はユネスコの世界遺産に登録されている
 エリア内にありメキシコで最も広い土地を所有している

 テキーラはメキシコの地名 原料はブルーアガベ(竜舌蘭科)
 ブルーアガベは小さな苗木で株分けされ8年で収穫される
 種子の部分をピニャと呼ばれ 20~90kgになる
 とげのある葉はペンカスと呼ばれ肥料として農地に撒かれる
 ピニャは ラ・ロヘーニャ蒸溜所(ラテンアメリカで最古の存在する蒸溜所)に
 運ばれ 糖分を抽出された後 醸造 2回の蒸溜を経て55度の原酒になる
 毎週 クエルボ社では12名のブレンダーによってテイスティングをして
 最高品質のテキーラができる
 日本で販売されているホワイトスピリッツの中でも
 ビーフィーター(ジン) スミノフ(ウオッカ)に次いで3位である

 クエルボ・トラディショナル(伝統)のシルバーやレポサドなどの商品を
 フランシスコ氏と共に 外観・香り・味わい・舌触りをテイスティングしました

Copyright(c) Bar ODA. All rights reserved. 皆様からのご意見お待ちしております mail:bar@bar-oda.com
bar@bar-oda.com